WEBサイトリニューアルを成功に導く3つのポイント
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2025.03.01
- WEBサイトは企業の顔であり、集客の要。ところが、特に中小企業においては「数年前に作ったきりで放置状態」という会社も少なくありません。WEBサイトもトレンドに合わせてリニューアルする必要がありますが、制作会社に任せきりだと取り返しがつかない失敗を招くことも……。
なぜWEBサイトリニューアルが失敗に終わるのか?

画像:illust AC
この記事を読んでいる経営者であれば、ほとんどの方が自社のWEBサイトを持っていることでしょう。その自社サイトも、時代の流れに合わせて随時リニューアルしていく必要があります。
ですが実は、「リニューアルして良かった」と心から言える企業は多くありません。場合によっては、「検索順位が下がった」「とても費用対効果に見合ったものとは言えなかった」という残念な声を聞くことも。
WEBサイトリニューアルは、ゼロからサイトを立ち上げるよりも失敗する率が高いのですが、その原因は次の3点に集約されます。
・なんとなく始めるから
・分析不足
・業者選びの失敗
リニューアルに失敗したことがある方であれば、この点をご理解いただけるはずです。
サイトリニューアルを成功させる3つのポイント
それでは、よくある失敗を反面教師にしながら、サイトリニューアルを成功させるポイントについて解説していきましょう。
ポイント1:目的を明確化する
「なんとなく古くなったから」「デザインが時代に合わないから」といった、主観的な理由でのリニューアルは、多くの場合失敗します。
考えるべきは「問合せ数アップ」「EC売上アップ」などの客観的な数値で表せる「サイトの目的」です。
・資料請求やリード獲得
・商品、サービスの販売や申し込み
・自社や商品のブランディング、認知度向上
・採用
・カスタマーサポート
資料請求サイトと採用サイトでは、デザインもコンテンツも異なります。
リニューアルするサイトにどんな役割を持たせたいのか、どんな成果を得たいのか。この目的を達成するためにどんなリニューアルをしたら良いのか、誰をターゲットにするのか、デザインはどう変えるのか……。
すべて「サイトの目的」を達成するたえに逆算して計画するので、目的が明確でないリニューアルは必ず失敗します。
ポイント2:現状分析&競合分析
リニューアルの目的設定ができたら、「現状分析」と「競合分析」を行いましょう。
分析が不十分だと失敗の可能性が高くなります。例えば「分析したが正しい指標を把握しきれず、リニューアル時に迷走した」というケース。この場合はより被害が深刻で、設計が根本から間違っていたために、リカバリーのために多額の資金を追加投入しなくてはならなかったということも。
正しい情報を集めるためにも、サイトリニューアル前には次の3つを行いましょう。
・改善したい指標は何かを明確にする
・3C分析(市場環境・自社環境・競合環境)
・多角的なデータを収集できているか(アクセス状況、ユーザー行動、技術分析など)
分析の結果、場合によっては、「そもそも、リニューアルで求める指標が改善されるのか?」という議論になることもあります。仮にそうでない場合は計画を改めて検討する必要があります。
ポイント3:適切な業者選び
WEBサイト制作業者は星の数ほどあります。費用を抑えたいからといって、価格だけで業者を選んでいないでしょうか。これもリニューアルに失敗する大きな要因です。
低価格で請け負う制作会社の多くは「サイトを納品すること」を業務の目的としています。そのため、CV改善やKPI改善のためのサイト設計の提案がされないケースが多いのです。
さらに問題になりやすいのが「自社内で更新できないサイト」に仕上がってしまうこと。制作コストを引き下げるため、独自のシステムを使用している制作会社も存在しています。このような会社に発注してしまうと、その後の運用に大きな支障が出ます。
多少、発注金額は上がるかもしれませんが、「サイトの目的」「改善したい指標」を理解し、その上でサイト設計を提案してくれる業者を選びましょう。
業者を選ぶ際にチェックしておくことは、次の3点です。
・ヒアリングに『ディレクター』が出席しているか?(デザイナーだけだと齟齬が起きやすい)
・ヒアリングで『サイトの目的』と『公開後の目標数値』を聞いてくるか?
・安心して長く頼める仕様か?(独自システムを使っていないか?、更新しやすいか?)
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