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採用にお金は必要ない 中小企業だけが実践できる6つの0円採用術

2024.09.19
生産年齢人口の減少・高止まりする中小企業の有効求人倍率・多様化する採用媒体と利用者の減少・高騰する採用コスト。
今まで鉄板とされていた採用活動が通用しない時代に突入しています。この逆風は一時の問題ではなく、今後も続いていくでしょう。
そうした状況が見えているのであれば、お金を使った採用ではなく「頭を使った採用」にシフトしていくべきです。今回は、採用課題を解決させる「0円採用ソリューション」と題して、そのための6つのやり方を紹介します。
解説するのは、人財開発グループ・シニアコンサルタント 水本譲です。

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大手に勝つための「知恵戦略」

採用の戦い方は「物量作戦」「知恵戦略」2つに分かれます。

「物量戦略」は、片っ端から媒体に載せたり、広告費をかけたりすることです。求人力や会社名での勝負になるため大手が圧倒的に有利です。

「知恵戦略」とは、自社がほしい人財が採れるところに工数をかけ、人員を割く戦略です。ターゲティング力と訴求力での勝負となります。こちらの戦略こそ、中小企業に勝てる可能性があります。

中小企業が勝てる6つの採用手法

「知恵戦略」として、6つの採用手法を紹介します。

リファラル採用とは社員からの紹介をきっかけに社員を雇用するといった採用手法。アルムナイ採用とは出戻り社員を受け入れる採用手法です。

この採用方法のどちらもがコストを抑えることができ、マッチングが高いことが多いのが最大のメリットです。「類は友を呼ぶ」をキーワードに進めていきましょう。とくにリファラ巣採用であれば0円で雇用することも無理筋ではありません。

また、どちらの手法もいつでも採用できるとは限らないため、応募を獲得するための工夫が必要です。

重要ポイント

①紹介したい会社か?

この採用方法を実践するには大前提として、社員が自社を「好き」でなければ上手くいきません。①会社好き(社長、制度、報酬など)②仕事好き(自社の商品、営業スタイルなど)③仲間好き(同僚、先輩・後輩)の3つを必ず満たしている必要があります。

②紹介しやすい雰囲気づくり

人事だけでなく上司も含めて、社員の交友関係に詳しいと、人を紹介しやすい雰囲気を作ることができます。「〇〇さんを紹介してほしい」と声をかけやすくなっていきます。

③気まずくならないこと

社員から紹介してくれた方を全員採用できるわけではありません。採用に至らなかった場合は、紹介してくれた社員が責任を感じてしまうことがないよう注意が必要です。社員にはフォローの連絡を入れて、「またいい人がいたら気軽にご紹介お願いします」と声をかけるとよいでしょう。

SNS採用は即時性や無料であること以上に、自社に対して興味を持っている人だけをフォロワーとして集めることができることが大きなメリットです。

続きは。。。

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