できる社長がしていること~5000人の経営者より 経営戦略編10選
-
2025.01.07
- 社長onlineでは5,000人以上の経営者とお付き合いさせていただいております。できる経営者のルールをまとめています。その内容を「経営戦略」「個人でできること」「人材関連」「高収益化」に分類しています。今回は経営戦略についてお伝えします。
1:ナンバーワン志向
舩井幸雄は「1番になれる『所』と『物』を探せ」と言いました。「競争市場はシェアが1番の企業を中心に展開される」「マーケティングとは1番になれる商圏、商品、客層を見出すことである」とも言っています。
なぜ「1番」にそこまでこだわるのでしょうか?それは1番と2番には大きな差があるからです。例えば「日本で1番高い山は?」と聞かれれば、日本人は誰でも「富士山」と答えるでしょう。しかし「2番目に高い山は?」を聞かれて、即答できる人は少ないです。1番と2番のイメージの差は、2番と100番の差よりも大きいのです。
また、ネット検索したときに1番目に表示されるのと2番目ではクリック率が約2倍違います。1番を取ると圧倒的に強いのです。
このように経営も同じで、お客様は「1番」の会社に集中します。ですから会社を成長させる社長は常に「1番」を目指しています。
一番化するためのステップは、①First-one(他社に先駆けてやる)②Only-one(他社にない独自性を持つ)③Number-1(他社が追いつけない状態まで自社を高める)です。
具体的な事例を挙げます。
年商3億円が8年で年商28億円になった社長は、この「ナンバーワン志向」で大きく業績を伸ばしました。
当時、年商3億円だった中古車販売店は、立地は市街地でなく郊外と決して良くない。市街地では、自店舗よりも敷地が大きく、建物も立派で、展示在庫が100台以上あるような店が複数ありました。
一方で自店舗の在庫は70台程度です。一定の売上はあるものの、大きく成長する手応えはありませんでした。社長の人柄の良さでリピートや口コミで少しずつお客様が増えているといった状況でした。
いきなりオールNO.1は取れないから……。
つづきやほかの記事も社長onlineの会員になると閲覧可能です。会員加入後無料閲覧も可能ですので、ぜひ一度ご覧ください。
⇒会員登録はコチラ