営業/マーケ採用/人材社長経営戦略経営用語集財務/資金調達

【時流戦略セミナーより】2025年活躍する企業に必要な考え方とは?

2025.02.24
去る2024年12月に船井総合研究所にて開催された時流戦略セミナー。本セミナーでは、年末を飾る有力ゲストを特別にご招待して、変化の多い時代にいかに経営者が勝ち抜くべきかご紹介しました。本セミナーの一部コンテンツを今回社長online読者に向けて特別に公開致します。

時流を読み解く 新時代の経営

これまで長く続いたデフレ経済から、ここ数年でインフレ経済へと転換したのは誰の目にも明らか。さらに生成AIやDXの進化も勢いづいており、複雑に要素が絡まり合った、まさに「インフレ新時代」となってきました。

現在すでに、インフレに対応している企業とそうでない企業とでは、業績の好不調に明確に差が表れています。デフレ体質から脱却できない企業は「売上は伸びているが営業利益が出せない」という状況に陥っており、大手企業ですらその傾向がみられているのです。

デフレ時代からの価値観を変えられない企業はみな一様に成長が鈍化しているわけですが、逆に言えば、インフレに対応できれば大きく成長できる可能性があるのです。

インフレ新時代を勝ち抜くための4つの戦略

では、インフレ新時代の波に乗り、市場を勝ち抜いていくためには、どのような経営戦略が必要なのでしょうか。私たちからは、以下の4つの柱をご提案します。

1. 再生から持続的成長へ

日本企業は、コロナ禍から業績の〝再生〟の局面から、再び〝持続的成長〟する局面へ移行しつつあります。2025年以降は、それが更に加速して、業績を伸ばす有望企業が増えくると予想しています。

勢いのある企業であれば、創業当初は事業力で成長することができます。しかし、これまで順調に成長してきたものの、あるときから勢いがなくなってしまった。事業は堅調だが成長はしていない。こうした悩みを抱える企業はとても多いのです。

業績鈍化の原因を細かく分析すると、多くの会社で「利益の低下」「生産性の低下」「離職率の増加」「不正の増加」、このどれかが原因となっています。この問題は、経営管理の甘さが原因となって引き起こされるのですが、持続的成長を目指す企業にはぜひとも、上場企業と同レベルの経営管理体制を敷いて欲しいのです。

・成長性 持続的に2ケタ成長
・予実管理の乖離 5%未満
・原価管理の乖離 3%未満
・離職率 15%未満
・生産性 持続的に2%以上アップ

中小企業のなかには、

続きは。。。社長onlineの無料お試しでご覧ください! 詳細・無料お試しはこちらです。

ご登録済みの方はこちらからご覧いただけます