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「2025年、世界を変えるテクノロジー」をアメリカよりお届け!

2025.03.22
アメリカで行われている、世界最大級のテクノロジーに関する最先端を見れるイベントを社長onlineにて現地取材してきました。その内容をレポートします。
この場で取り上げられたこれらのテクノロジーは、数年かけてその後日本にも入ってくると考えられます。
これからお伝えするものが、読者のみなさまのビジネスに今後どのように影響を与えるのかを考えながらお読みいただければと思います。

「サウスバイサウスウエスト(SXSW)」は、音楽、映画、インタラクティブメディアを融合した世界最大級のイベントです。毎年3月にアメリカ・テキサス州オースティンで開催され、最新テクノロジー、音楽、映画、スタートアップが集結し、革新的なアイデアやトレンドが生まれる場として注目されています。


過去にはTwitter(現X)やAirbnbなど、数々の有名スタートアップ企業がSXSWで初期のプレゼンテーションを行い、注目を集めました。

近年では、AI技術を活用した新しいサービスやエンターテインメント、最先端の音楽や映像作品などが発表され、話題となっています。

2019年には106カ国から延べ41万7400人がオースティンに集まるなど、世界中から注目されているイベントです。以下の映像の通りメインの講演会場には長蛇の列。その熱量は凄いものです。


イベント初日、MITテクノロジーレビューのエグゼクティブエディターであるニール・ファー氏が「2025年、世界を変えるテクノロジー」を発表しました。

そのなかで、企業経営にも関係しそうなものを中心に解説していきます。

MITテクノロジーレビューは、マサチューセッツ工科大学(MIT)がそのキャンパスを拠点に発行している雑誌です。創刊からほぼ125 年が経ち、世界で最も長く継続して発行されている雑誌の 1 つとなっています。

1.発展する「生成AI検索」

2024年から爆発的に発展、普及している生成AI。現在、GoogleやMicrosoft(Bing)のような従来の検索エンジンが、生成AIを活用した大規模言語モデルを検索エンジンに組み込んでいます。

たとえばGoogleで検索する際、ユーザーが調べたい言葉を入力すると「AIによる概要」が最初に表示されることが増えています。

AIが生成した概要、トピックの要約、または質問への回答が即座に表示されるようになったのです。今までは入力した検索ワードでヒットしたウェブサイトから、必要な情報が得られそうなものをユーザーが選んで情報を入手していく必要がありました。

生成AI検索が誕生した結果、検索ワードに関連するサイトを生成AIが調べて、そこから必要な情報を抜き出し提示してくれるようになったのです。

Googleの検索画面より


講演者のニール・ファー氏は「Googleの検索結果からどのリンクをクリックするかを考えるよりも、この表示のほうがはるかに理に適っていると感じられるだろう」と語っています。

生成AIを使用したこの技術は、今後次々に応用されていくと考えられています。

注意点として、生成AIが表示する概要は、その内容が正しいか間違っているかを実際に知っているわけではないことが挙げられます。

生成AIはインターネット上に飛び交う情報を収集し、整理しているに過ぎないため、時には誤った情報を提供することもあります。
ユーザーには、表示される情報が正しいものであるかの判断が求められているのです。

進む自動運転。。。

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