「視聴者は10代ではなく〇〇歳」TikTok広告の今を知ろう!
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2025.04.16
- 日々存在感を増しているTikTok広告です。船井総合研究所でTikTok広告に関するセミナーを実施したところ数百名の経営者の方が集まりました。注目度も高く、効果が高いSNSになっています。
若者がメインの顧客層だったのは、以前の話。年齢層が比較的高いユーザーの割合が増えてきており、国内の月間アクティブユーザーは3,300万人以上となりました。当記事でTikTok広告について知っていただき、自社のマーケティングに役立てていただければ幸いです。
TikTok広告の概要
1)数字でわかるTikTokの今
①国内月間アクティブユーザー3,300万人以上
②2024年第4半期国内アプリダウンロード数1位
③2023年のユーザー平均年齢36歳(年々幅広い層に拡大)
④動画広告への好意度が他プラットフォームと比べて1.3倍高い
⑤PR・広告投稿を見たあとの行動率が60.1%と高い
この数字からも、動画広告として好感度が高いため実際の反響が見込まれ、若者だけでなく幅広い年齢層に拡がっておりビジネスチャンスが大きいと言えます。平均年齢が36歳とされているように可処分所得の高い層にもアプローチ可能です。
広告対象業界も拡がり、一般消費者(個人)向けの企業様は広告対象になることでしょう。
2)TikTokユーザーの特長
①受動的な視聴が多いです。
「おすすめ」フィードから次々と流れてくる動画の受動的な視聴が中心となっています。そのため、新たな客層にリーチしやすいです。短い動画、自動再生、縦型フルスクリーンによる没入感が特徴と言えます。
②参加型コンテンツへの積極性がある
ハッシュタグチャレンジやデュエット機能など、ユーザー参加型のコンテンツが人気です。「いいね」「コメント」「シェア」などのエンゲージメント率の高さに強みがありあります。
③トレンドへの感度が高い
新しいトレンドや流行に敏感で、積極的に情報を取り入れるユーザーが多いです。「バズる」コンテンツを自ら発信することにも意欲的です。そのため、拡散性が強いです。
④検索エンジンとして活用
商品や情報など他のユーザーの使用感やレビューを探すために使っています。GoogleやYahooなどの従来型検索エンジンだけでなく、TikTok内で商品やサービスに関するレビューやリアルな使用感を探すユーザーも増え、検索エンジン的な役割を担うようになってきました。
⑤コメント欄にてスモールコミュニティが存在し、共感・信頼しやすい
エンターテインメントを共有・楽しむ文化があるのです。TikTokユーザーのうち45%が、TikTokを見て元気で前向きな気持ちになったと感じています。60%が、TikTokにつながり・コミュニティ性を感じています。といった調査データもあります。

※画像提供:PIXTA
3)TikTokのアルゴリズムを知る
TikTokはどの数字を重視しているのか、どのようにして拡がっていくのかを知りましょう。
アルゴリズム上で重要な指標は4つです。
①視聴完了率
┗動画を最後まで見た人の割合
②いいね率
┗観覧者の中でいいねをした人の割合
③コメント率
┗コメントを書き込んだ人の割合
④共有率
┗他の人に共有をした人の割合
この4つの数字を高めると、良いクリエイティブを判断され、より多くのユーザーに動画が届きます。
また、TikTokは拡散が強いです。「おすすめ」フィードを利用するユーザーが多いからです。オススメユーザーの反応を基に今まで出会えなかった新しいファンと繋がることができる仕組みがあり、新たな顧客開拓につながります。

TikTokの回遊型レコメンドシステム
全ての投稿は一定数のユーザーのフィードに“必ず”表示されます。その際にユーザーから起きるエンゲージメント、ユーザー属性、ユーザーの視聴態度を機械学習し、次のユーザーへと配信されます。反応が良い動画は自ずとより多くのユーザーの元に届き、多くの人にリーチすることが可能です。
TikTokで成功する企業のポイントについては
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