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社長の椅子のおすすめと高級感と腰の痛みを避けるためには

2023.06.09
社長たるものオフィスチェアにはこだわりたいもの。高級感のあるものから腰のささえがしっかりしているもの、長年使うからこそコストパフォーマンスよりも性能を求めたくなるもの。椅子選びひとつとってもこだわりが多く生まれがちですが、何を軸に考えていけばいいのか今回紹介していきます。

社長たるもの椅子にこだわれ

たかが椅子、されど椅子。椅子はあなたの仕事効率を大きく変化させる大事な伴侶です。スタンディングディスクなども一般化しつつありますが、座って仕事をするのが好きな人は多いはず。今回椅子にどういった分類があるのか、一般的な社長がどういったものを利用しているかに入る前に大前提として社長の椅子に大切にしたい要素から解説していきます。

見た目から入る

ラフな職場であれば、コストパフォーマンスのよい椅子であっても問題ありません。しかし、職場においての序列の長であり、対外的にも会社の顔となる存在だからこそ「社長らしい椅子」「これぞ社長椅子」「社長としての指針を見せる椅子」というのは重要だったりします。友達的な組織やDAO型の企業であれば社長と社員は対等や近しい存在であれば、そこまでの椅子は不要かもしれません。

あなたが社員の立場であれば、会社を背負う人がパイプ椅子や安価なオフィスチェアを使っていたらどう考えますか?この人はオフィスにお金をかけない人とみるか、あるいはケチ臭い人と見るか。オフィス全体の締める割合としては社長の椅子はただの1つでしかありません。しかし、不在のときに鎮座している椅子は、会社の空気を少しだけ引き締めてくれるはずです。

見た目から入るのはどうか、という反論ももちろんあるでしょう。そういった人は、コストパフォーマンスの良い椅子やオフィスチェアじゃないものを代用して使うことが良いでしょう。見た目のいい椅子を購入することや、社長っぽい椅子に座ることが社長としての立場を明確にし、この椅子に似合う人間になりたいと思うものです。

快適な社長椅子とは

  1. 多くの時間を社長はデスクに座って過ごすはず。快適性や座り心地は重要です。このとき良くイメージされる「皮」の椅子は快適なのかどうかではないでしょうか。結論から先に述べますが、皮の椅子が快適か否かは人や環境によるところが大きいです。スーツなどの布地を全身着こんでいるときには、するりと滑りもよく、高級感のある椅子の使い勝手が良いでしょう。その半面Tシャツなど肌が接着するタイプだと、熱いとかんじてしまったり、ぺたりと着く感じが嫌になるかもしれません。また、合皮であれば経年劣化、本革であれば使用の都度にメンテナンスが求められます。また、皮が柔らかいタイプの場合、どうしても耐荷重や使用年数により伸びてくる面もあるため、快適さを維持させるためにはいろいろと成約がある面もあります。ただ、冬などは布タイプの座面などと比較すると温かさはあり、腰のフィット感があるモデルも非常に多いです。

  2. 布地タイプの椅子の場合は、多くのモデルが販売されており調整可能な座面の高さなどが変更できるものが快適な椅子と言えるのではないでしょうか。例えばハーマンミラーの椅子などは、ハイエンドモデルでは、調整箇所が非常に多く、前傾姿勢になった際にも腰のサポートが一緒にフィットしてくれることが特徴です。背中のサポート材が腰にフィットするだけでなく、足のフィッターが存在したり、はたまた頭までクッションで支えてくれるものも多いです。



    ただ、なかなかに調整機能が多いものや、人間工学に基づいたワークチェアは高いモデルが多いのもまた事実。国内モデルだと最低価格が5万円から、海外モデルだと最低価格が10万円からという場合も多いです。ちなみに、前述したハーマンミラーのアーロンチェアというモデル。

ベース価格は約25万円~。器具の材質が異なるハイエンドモデルは35~万円となっている。

25万円のモデルは果たして高いのか?

結論から先に述べますが人によるとしか言えません。まず、高いという面においては起業家やベンチャー社長などオフィスに使用可能な予算が厳しいと感じている人々にとっては、国内ハイエンドモデルが2脚から3脚購入可能と勘定するはずです。信頼度やブランドフィーに対して使うよりも人材や広告に投資が必要となってくるとき、こうした25万円の椅子というのはなかなかに手が出しずらいのではないでしょうか。

しかし、値段は関係ない。むしろ安いという声もこうしたオフィスチェアには存在します。社長の椅子は、会社のイメージや社長の地位を反映する重要な要素です。会社のブランドカラーやスタイルに合致し、エグゼクティブな雰囲気を醸し出すデザインを選ぶことが求められるでしょう。コンサルティングファームや投資銀行の会議室の多くが海外製ブランドの椅子を置いている理由は、快適な環境を作り出すことを義務化されているからだけではありません。新卒社員が入社面接にやってきたときに、こういったところで働きたいとワクワクする面も少なからずあるのです。社長の椅子だけでなく社員までひっくるめて変更するにはなかなかにコストが高いですが、効率化という面であとあと見えない投資回収効果が見込まれるという意見もまた存在します。

社長ということで、朝いちばんに来て、最後まで残る存在だったとき椅子は、あなたの体重の多くを支えてくれます。こうしたハイエンドチェアの多くは耐用年数が長いです(保障も10年としているものもある)。25万円を10年で割れば2万5000円しかかからない。月に2回3000円の整体費用が掛かるとすれば、7万2000円のメンテナンス費用がかかる。これを月1回に抑えることができる(あるいは0回にできるかもしれません)と考えれば、社長の体調維持につながる椅子としては掛け値なしと価格といえるのではないでしょうか。

社長の椅子を買う際に注意したいこと

安い中古か、新品を買うか

海外モデルのハイエンドの社長椅子を購入しようとしたとき、安く購入するために輸入や中古品をすすめられることも多いです。実際、アーロンチェアは中古市場も人気で、10万円程度で傷の少ないモデルを購入することも可能です。ただ、腰や背中のサポートやサスペンション機能などは、だれがどのようにつかっていたか不明なため、もし中古を選ぶ場合であったとしても現地の在庫を確認する必要は絶対あるでしょう。

また、中古品は安価な半面耐久度が低くなっていることや、製品保証外となるため安物買いの銭失いになる可能性も若干あるわけです。頻繁な使用や長時間の座ったり立ったりにも耐えられる椅子を選びたいとおもうのであれば、予算にあう国内の新品やあるいは、頑張って海外製のモデルなどを購入するのがよいのではないでしょうか。

実は底面の材質も大事

社長椅子の多くはローラーが脚部についているタイプだと思います。椅子自体の重さが重すぎかつ、床面が起毛タイプの絨毯の場合ローラーがうまく回らない可能性があります。購入時にアドバイザーなどに相談しておくことが大切です。(絨毯の上に引くローラーを上手に転がすためのカーペットというものも存在します)

また、床面が板材の場合ローラーを強く転がすとワックスが剥がれたり、床面の塗料が剥げる場合もあります。椅子自体が頑丈なことはいいことなのですがそれによって傷つけたり音がでる事態は避けたいものです。安価なオフィスチェアの方がローラーがしっかりしている場合もあり、価格=使い勝手の良さではないという点には熟慮が必要なのかもしれません。

枕と社長の椅子は似ている?

椅子と枕、人を休めさせる道具という観点では似ているかもしれません。枕がなじんできたと感じるのは、使い始めてすぐというよりかは、ちょっと経過してから感じるもの。腰の痛みを感じて社長椅子を買う人は、買ったことにより痛みが引くことを期待している人が多いです。しかし、椅子を変えたからといって蓄積していた腰のダメージというのはあまり軽減されません。

長期的につかってみて、あー痛みがなくなった。あるいは、長時間働いても疲れ知らずだ。そう感じる瞬間になってはじめて、この椅子を買ってよかったと思えるはずです。そのため、使ってみて違ったではなく、長期間使うことで評価することを心がけましょう。

最後は結局座り心地

    1. マンションや一軒家を購入するときに、現地に行かないで決める人はほとんどいないはず。実際に入ってみることや、現地で感じたフィーリングが、実際に生活したときのイメージにつながっていくからです。その考え方というのはおそらく、椅子にとっても同じです。1万円の椅子であれば、ネットでポンと注文するだけでよいでしょう。

しかし、少なくても数年間、中ければ10年以上の伴侶ともなる社長の椅子。座り心地を体験せぬままこの椅子のよし悪しがわかりましょうか?いやわからないですよね。ネットの評価や社長の椅子といえばこれじゃないかと選ぶ人ももちろんいますが、そういった人に限って座り心地が良くなかったなどとがっかりしているように感じます。

都市部であれば、オフィスチェアを一括で体験できる店舗もあり座り心地や調整などを経て、ほんとうに買うべき1脚を選ぶというプロセスはある意味でオーダースーツを買うような感覚にちかいと感じるはずです。座ってフィット感を見るだけでなくパソコン入力をためしてみたり、書き物をやってみたりなど自分の感覚と一致しているかどうか体験してみましょう。

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