経営者が読むべきメディア「10選」をご紹介します
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2023.06.15
- コンテンツが山ほどある時代、しっかりとした経営知識とこれからのトレンドを得るためには複数のメディアをザッピングしていく必要があります。とくに金の鉱脈というのはテレビなどのマスなものではなく専門媒体にこそ秘められています。実際に30名の社長にヒアリングした結果、良く出てきたサイトについて紹介します。
1.社長online
船井総研が運営する5500人を超える社長・経営者が読むメディアが「社長online」です。
手前味噌にはなりますが、社長という読者に極限まで絞った媒体ですので、中立かつ経営に役立つ情報が盛りだくさんです。新聞社や出版社が作る経営メディアではなく中堅企業に強みをもつため、コンサルティングファームが運営する独立メディアとしては唯一無二に近しい存在になります。
メインのコンテンツとしては、経営者や会社のかじ取りを行う役員・経営企画をターゲットにした媒体になります。補助金や社長の給与、人事や販売拡大、利益アップやビジネストレンドなど、大企業~中小企業の社長まで、だれもが読みたくなるコンテンツとなっています。
2.日経新聞
海外企業まで網羅し、名のあるビジネス媒体といえばやはり日経新聞が筆頭となるでしょう。経営者にとってバイブルともよべるコンテンツです。
英フィナンシャル・タイムズ(FT)も傘下に存在し、紙の新聞よりも電子の方が加入者が多いとされています。新聞社各社の契約者が減少傾向になるなかでも、日経新聞だけ減少に歯止めがかかっています。読者層としては経営者に限っておらず、課長や中間管理職、あるいは学生であったとしても本新聞を読めます。
そのため記事のターゲットも経営者に絞ったものではなく、若いトレンドや管理職視点のものも数多くある点に注意が必要です。この記事は誰に対してかかれたものなのか、切り取り方を誤るとなかなかに失敗してしまうことも。経営者として気づきが欲しかったり、経営術を知りたいという場合はインタビューなどをうのみにせずに、ザッピングにおいては取捨選択が必要です。
一部無料記事も公開していましたが、2023年に値上げにともない公開記事数が一部減少傾向です。
3.NewsPicks
じつはID数は日本一のビジネス媒体となったNewsPicks。オンラインメインの情報媒体で、縦読みの特集記事にはファンが数多くいます。若年層のベンチャー勤務者や、若手のIT経営者などにファンが多くを知らなければいけない経営者にとって再発見できるニュースサイトといえばこれでしょう。
また、単なる受動的に情報を集めていくニュース型サイトという立ち位置だけはありません。Pickという機能をつかって、著名人たちがどのような記事にどのような感想を書いているのかを見ることで、先進的なビジネスのエッセンスを学ぶことが可能です。双方向型メディアという意味ではコミュニティ型のメディアと言えるのかもしれませんね。
これまた手前味噌にて恐れ入りますが社長ONLINEに契約すると、このNewsPicksの閲覧も可能になります。複数のアプリやサービスをダウンロードしることもないため、日々の経営に忙しく働く社長に向けてぜひとも利用をおすすめしたいサービスのひとつです。
4.ワールドビジネスサテライト
テレビ東京が誇るビジネスニュース専門番組です。ヘッドラインの情報からインタビューまで網羅されています。テレビということで無料の情報媒体ではありますが、テレ東プラスというサブスクリプションサービスでも閲覧可能です。展示会取材や当事者取材も多く、TOP経営者が今何を考えているのかが学べます。
テレビの為、どうしても全部みようとするとなかなか時間をとられますが、本番組の中で一番経営者にとって刺さるのは「トレンド卵」ではないでしょうか。
5.東洋経済オンライン
こちらも老舗ビジネスメディア。実は内閣総理大臣を輩出した名門出版社だったりします。書籍やネット記事だけでなく雑誌を販売しているため、メディア企業としては非常に手広いです。なかでも読んでお欲しいのはお金の話について言及された記事や書籍からの抜粋記事。精神論や中間管理職に書かれたオリジナルコラムなどが公開されています。経営にかかわる記事はどちらかというと雑誌や書籍転載記事が多い点には注意が必要です。
6.presidentオンライン
経営者という冠を持つ雑誌・webメディアといえばプレジデント社のプレジデントオンラインです。読者層は東洋経済と似ていますが、webに関していえば少し不幸やパトリオティズムを感じる記事も多いかもしれません。キャッチ―でインパクトのある記事は、昼休みや退勤後に読むのに適しています。
実は社長onlineも出張版として過去に掲載していた経緯もあります。もしまた再登場しましたらご一読ください。
7.ダイヤモンドオンライン
こちらも老舗のビジネス雑誌媒体です。有料会員向けの記事や雑誌からの転載記事も数多くありデジタル版はどちらかというとその補助的な役割を持つ媒体です。紙面を良く読む方はオンラインよりかは定期購読に加入される方がよいかもしれません。
8.PIVOT
元NewsPicksの佐々木編集長が独立して発行されているYoutubeをメインとしたメディアです。チャンネル登録者数は50万人を超え、経営者だけでなく若者やビジネスマンからなかなかにファンが多いことが特徴としてあげられます。登場する起業家やビジネスマンも尖ったラッパーから行政関係者まで様々。スタートアップ向け動画が非常に多いですが、中堅企業が新たなマーケットを見つける上でも学びのあるチャンネルという人もいます。隙間時間や流し見しつつ勉強することに最適ではないでしょうか。
9.ITmedia
かずある経済メディアと比較すると、なかなかに変わったビジネスやユニークビジネスを率先して調査している印象があるメディアです。デジタルサービスに関する知見があり、とくにITやDXに苦手意識にある人こそ読んでほしいメディアかもしれません。兄弟メディアに「ねとらぼ」というネットで話題になった動物や事件について紹介している記事もあり、こちらはなかなかの時間泥棒なため注意が必要です。
10.後藤達也note
元日本経済新聞社の後藤氏による有料メディア。健全経営においては、経済活況にアンテナを張ることも大事。数年、あるいは数十年に一度やってくるイレギュラーな状況を正しく乗り越えるためのノウハウを学ぶのが本メディアの役割です。直接的に経営術を紹介しているメディアではなく、個人経営である点でバイアスがかかる可能性がある点などは注意が必要です。
さいごに
これらの経営者向けのニュースをすべてザッピングしていたら午前中の時間がすべて飛んで行ってしまいます。本当に読まなければいけないニュースを提供しているメディア。それが社長onlineです。実際の中堅企業の社長や、大企業社長にインタビューを実施。成功しているビジネス社長からその本質やエッセンスを聞き出し、非公開媒体だからいろいろと語ってくれています。(これは新聞にはない特性かもしれません)
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