「社長の月間勉強代は3割が5万円以上」成長企業の社長は投資を惜しまない

社長は思ったより勉強代に投資をする 

日々の学びにいくらかけるか。ビジネス書であれば数千円。有料セミナーや勉強会に出席すれば大体数万円は費用が掛かります。逆にできる限りケチろうと思えば、0円にもできる要素。しかし、会社に投資するのと同じように経営者として個人の経営力をたかめるために投資することは非常に大事です。

アンケート結果をピックアップするとその傾向は顕著でした、月に50,000円以上の勉強代が発生する社長はなんと30.8％。しっかりと、自分に投資している経営者は本当に多いです。

具体的に何にコストをかけているのかは後述しますが、成長機会を求める社長や、1代で成長させてきた社長は貪欲にコストを払う傾向が高いように感じます。

月5万円以上勉強代は3割

 

ケチケチして勉強代を払わない社長は意外と少なく、月間10,000円未満は15.2％でした。

推定の平均月間勉強代は34,460円でとなり、中央値では40,000円。読書家やヨガをおこなう自己研鑽に使う人もいれば、経営塾のようなスクールに通う人まで使い方は様々です。

 

※有効回答は315件ですべて社長です。

※社長自身の月間勉強代は、読書代、セミナー代、勉強会費用などの月間合計金額を「0円」「1円～4,999円」「5,000円～9,999円」「10,000円～29,999円」「30,000円～49,999円」

「50,000円～」から選択していただいた。
※平均月間勉強代は、各項目の平均値と件数で乗算することによって、項目ごとの推定勉強代総額を算出した。（50,000円～は60,000円に設定した）

項目ごとの推定勉強代総額の累計を出し、総件数で除算することによって、全体の推定平均を算出した。 

315名の社長の回答をまとめたデータは上記のようになりました。4万円を中央値に、自己研鑽のための勉強に実は多くの社長が投資していることがわかります。

 また、アンケート結果を振り返ると、月間50,000円以上の勉強代の社長が30.8％。社会人全体でみると、年間の勉強代に5～10万円を支払っているというデータがあり、そこから比較すると、約5～10倍の学習コストを支払っているといます。

 

業績と勉強内容の傾向

 ここからは考察情報になります。当たり前な話かもしれませんが、学び良質なインプットを続ける企業は、アウトプットの質は高いです。その成功体験からか、企業経営者はより多くの適切な勉強代を支払う傾向が強いと考えられてきました。今回実際に経営者に大規模アンケートを敢行したところ、その仮説は正しかったことが判明しています。

何がなくとも、まずは勉強。その上で身になる内容を取捨選択するといった人が多いです。

実際の社長の勉強事例についてもご紹介します。

事例①　

コロナをきっかけにフルリモートワークを実現し、生産性も向上。コロナ禍でも売上を上げ続け、過去最高売上を更新し続ける創業社長

 

この社長は、もともと週2冊を読む多読な経営者でした。会社の成長にアクセルを踏むタイミングで自らの学びも加速させていきました。

その内訳は以下の通りです。

【総額　勉強代：月間約6万円】

・会計事務所主催の勉強会
・船井総研の研究会
・TOPPOINTの定期購読
・2種類のオンラインサロンに参加
・日経新聞の定期購読
・月間本8冊程度
・社長のための社長専門メディア【社長online】

 

事例②　

父の会社に戻ってから年商を10倍にし、年商80億円を超える2代目経営者

年商を10倍にするような大きなビジョンを実現する社長というのは突飛な考え方を持っている人がイメージされると思います。しかし、その実は過去事例や成功企業をどう自社に落とし込んでいくかという考えを持つ人であったりします。この事例②の社長もまた、学びについて貪欲で新聞や書籍だけでなく、定期的な勉強会でのアウトプットを続けていらっしゃいます。中でも他と違うのが、船井総研の研究会や社長onlineなどではないでしょうか。

【総額　勉強代：月間約７．５万円】

・県内限定独自の勉強会
・社長のための社長専門メディア【社長online】
・日創研の勉強会
・船井総研の研究会
・日経新聞の定期購読
・業界新聞の定期購読
・日経ビジネスの定期購読
・月間本4冊程度

いかがでしょうか？

勉強していく、情報法収集していくことは業績を上げていく、自分を含めて多くの人を幸せにするためには必要不可欠です。

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