ユニークビジネス事例20選!こんなモノ・コトお金になります
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2023.05.18
- 新規事業・起業元年ともよべるほどに、政府や企業のトレンドとして新たなビジネスを生み出す潮流は強く、かつ高まりを見せています。既存事業が頭打ちしがちな時だからこそ、頭を柔らかくして新規事業の実現や挑戦を考えたいもの。
そんなときに参考になるかもしれないユニークなビジネスをまとめました。事業の参考になるかはさておき、こんなビジネスでもお金は稼げるのかという気持ちでチェックしてみてください。
以下テキストは、経営者向け優良情報サービス『社長online』の情報テキストになります。月々1,650円で成功事例や新たなビジネスフレームを学べるので、是非加入を検討してみてください。
1本500円ではなく、百円を取る事例
都市部で増加している傘のシェアユースサービス「アイガサ」。1回利用あたり100円強のお金をもらい、レンタル傘を借りるといったサービスです。
処分が面倒になりがちなビニール傘。ユーザーも、鉄道会社もその処分の手間や費用に頭を悩ませていました。レンタル金額を100円に設定し、しっかりとした傘を利用可能ということで、無人レンタル店舗が駅に併設が進んでいます。
モバイルバッテリーレンタルと同じく、段々と都市部に進行しており、もしかしたら傘を買う生活は過去のものになるのかも知れませんね。
活用の悩ましい地方の山を「都市部の山オーナー」へ繋ぐ
ビジネス事例は何も、儲かりそうな分野だけではありません。
人の介在しなくなった山。売るにも買い手がつかない、大規模再開発をしても回収できなさそう。そんな山は世の中に結構存在します。
そうした山をキャンプ好きにつなぎ、一口オーナーになってもらう。そんなサブスクリプションサービスが注目を集めています。その名も、会員制の本格的アウトドア森林フィールド「MOKKI NO MORI」(モッキノモリ)です。
サービス展開先は、東京でも過疎が進む唯一の「村」である檜原村です。
檜原村の森の中でゆったりとキャンプをキャッチコピーに少し不便な場所ながら、人々が集まるのです。しかもキャンパーですから0から100まで用意する方が不満に持ちがち、テント設営場所さえ用意すれば勝手に、人々は楽しんでしまいます。
資産価値ゼロに近い土地であったとしても、しっかりとターゲットに伝えることができればお金になるというのです。
総合書店相手に話題性で勝負
銀座の一角にある小さな小さな書店。普通の書店であれば、数千冊を取り扱いその中から本を選んでもらう形式が一般的ですが、森岡書店で取り扱う書籍は「たったの1冊」だけ。その1冊にまつわる、アートやテーマのアパレルアイテムなどを期間を変えて取り扱う書店兼セレクトショップを運営しています。
一般的な書店であれば1冊売れるごとに20%の売り上げを得ることができます。1000円であれば、200円といったところ。アパレルやアートアイテムなどを取りそろえているため、より価格と利益の高い商品も取り扱えますから商いが成り立つという構造です。
ただ、お金の面もさることながら、今月の1冊はなんだろうか?と知りたくなるコンセプトが人を惹きつけており、選書のセンスと合わせて固定のファンが多くいます。
売れっ子商品は呼び水
コロナのときも真夜中から人が行列する和菓子屋さんがありました。
ビジネスの事例として、海外からも研究されている和菓子屋です。
それは、吉祥寺にある「小ざさ」。たった数百円の羊羹ですが、数十年に渡り行列をつくるほどに人を集め惹きつけています。たった1坪の店頭には、朝方から限定羊羹を追い求めて行列します。
この羊羹もさることながら、強みとなっているのは併売している「最中」です。こちらもなかなか美味しいのですが、羊羹のブランドを軸に購入できなかったお客さんは最中を買っていきます。また日中帯でも客足は絶えません。吉祥寺という人の多い場所ではあるものの、一説には坪あたりの売り上げは「ルイヴィトン」を超えるとも言われています。
1商品でブランドや売り切れをつくり、もう一つの商品は収益商品として潤沢な在庫で展開するという戦略。模倣の余地がありそうです。
ビジネス事例の好例はデッドスペースにあり
この小ざさと同じく人通りが多いけれどもデッドスペースとなっている店舗を活用しているのが、BAKEです。
店内調理※や店内飲食、品ぞろえを捨て、1種類の商品でブランドを立ち上げ。ちょっとおしゃれなショーウィンドーを展開し、うまいケーキ屋さん以上に行列が絶えません。
※一部店舗では調理機能もあり。
ザクザクパイ(海外に大規模展開)や、アップルパイ、バターサンドなど商品ごとにブランドを変え、横展開したブランドたちも人気です。1店舗1ジャンルという商品展開のやり方は、人気を作り出しやつく、かつ他社が立ち上げにくい場所を優先して取る手法は舌を巻きます。
こうした店舗設計の仕方に……。
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