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稼ぐ社長ほど睡眠に投資する、納得すぎる理由

2026.06.30
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稼ぐ社長ほど睡眠に投資する、納得すぎる理由
『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』など多くの名作を遺した漫画家・水木しげるさん。彼が読者や同業者に常々説いていたのが、「睡眠すると、病が治り人生が幸福になる。仕事も大事だがそれ以上に睡眠が大事。幸せになりたいなら寝なさい!」ということです。漫画家という人一倍多忙な仕事を続けながらも、1日10時間の睡眠を欠かさず取っていたといわれています。 この長時間睡眠が、結果論かもしれませんが、彼の長寿を実現したと言えるでしょう。水木しげるさんは晩年も肉などをぺろりと平らげるほど健康的で、93歳まで長生きされました。余談ですが、盟友であった手塚治虫さんや石ノ森章太郎さんは60代で亡くなられています。健康的に長生きしつつ、経営者として長きにわたり会社に貢献することは、普遍的な命題です。社長や経営者として成し遂げたい大志があるのならば、長期休暇などのタイミングで改めて「睡眠」について考え、時には全力で投資することが必要ではないでしょうか。

執筆者:船井総合研究所 吉田伸

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枕にこだわらないとお先マックラ


みなさんは、普段お使いの枕にいくらほどのコストをかけていますでしょうか?

株式会社ライフアカデミアが行った「睡眠満足度と枕の関係」に関する調査データによると、全体の約6割が「3,000円以下」の枕を使用しているそうです。意外と安いと感じる反面、3,000円以下の安価なもので済ませている方がこれほど多いのが現状です。

しかし、睡眠の満足度は枕の価格(品質)に左右されると言っても過言ではありません。

1万円を超える高機能な枕となると、西川やテンピュール、エアウィーヴなどが代表的なおすすめブランドとして挙げられます。硬さの好みや頭の大きさには個人差があるため、一概に「これがベスト」と言い切れないのがもどかしいところですが、一つ確実に言えるのは「ネットのレビューや評価だけで購入してはダメ!」ということです。

できれば、複数のメーカーの製品を実際に試せる店舗で選ぶことをおすすめします。たとえば、渋谷駅のハンズや松屋銀座などには、眠りの専門家である「スリープコンサルタント」が常駐しています。枕の選び方の基本から、自宅の就寝環境に合わせた最適な一品を提案・紹介してくれます。

具体的には、頭と首の頸椎の傾きなどを専門の計測器具で測定し、普段の寝姿勢などを見極めながら、数あるブランドの中から最適な枕をチョイスしてくれます。ネット通販とは異なり、店頭には常時数十個のお試し用枕が用意されているため、実際に頭を乗せてみることで、より「しっくりくる」枕を選択できます。こういった専門店に足を運べば、数万円の買い物であっても失敗を防ぐことが可能です。

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▼ 記事の後半では、こちらについて紹介しています。

☑ 【テーマ1】2万円以下で100万円のウォーターベッド級の快適性を得る方法
☑ 【テーマ2】筆者が体験した「睡眠診断(入院検査)」のリアルなレポートと驚きの検査結果
☑ 【テーマ3】自衛隊も徹底する、睡眠の質を高めるためのベッドメイクの極意

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たとえば、西川のオーダー枕では、頭のサイズだけでなく、傾きや頸椎をオリジナルの測定機器で精密に計測します。通常の市販品は3段階程度しか高さのバリエーションありませんが、オーダーメイドであれば1cm刻みで細かく高さ調整が可能なものが多くなっています。

あるいは、自分好みにカスタムできるセミオーダー枕もおすすめです。「ピロースタンド」という店舗では、中材の綿の種類や形状などを細かくカスタムできます。しかも価格は1万円からと、そこまで値は張りません。メーカーの既製品がどうもしっくりこないと感じるのであれば、自分だけの枕への投資を考えてみましょう。

そして、ぜひ知っておいていただきたいのは、枕は価格の高さにかかわらず「消耗品」であるということです。テンピュール社の公式見解によると、製品の保証期間は3年間。実際の使用頻度や時間にもよりますが、寿命は5〜6年程度が一般的とされています。頭を支える反発力が低下すれば、安眠が妨害され、期待される疲労回復効果が得られなくなってしまいます。

もし、現在お使いの枕が柔らかくなってへたってきたと感じる場合や、10年以上も使い続けている「大ベテラン」であるならば、買い替えのタイミングは今です。

100万円のウォーターベッドのような感覚を、手軽に

枕の次に投資したいのは、ベッドマットレスです。高い金額をかけて敷布団やベッドを一新してしまうのも手ですが、なかなかに値が張ります。そこでおすすめなのが、手軽に導入できて費用対効果(ROI)が高い「ベッドパッド(マット)」への投資です。

これからの季節、安眠の大きな妨げとなるのは「暑さ」や「寝苦しさ」ではないでしょうか。就寝時の体圧分散(体にかかる圧力を分散させること)を図り、温度循環によって気持ちいい寝心地を実現できるのがウォーターベッドですが、信頼できるメーカーの製品だと100万円を優に超え、とにかく高額です。

そこで、そんなウォーターベッドのような使い心地を再現しつつ、夏の寝苦しさを解消してくれるお役立ちアイテムが「ひんやり水流快眠マット2」です。

本製品の構造は、タンクに入った水がチューブを通ってマットの下を通過し、空冷で冷やされて再び循環するというシステムです。いわゆる冷感素材のシーツなどは、それ自体が体温で温まってしまうと全く涼しくなくなってしまいますが、本製品は常に体温に対して心地よい冷たさの水流が絶え間なく循環するため、快適な涼しさが長く続きます。

唯一の注意点として、水の循環時に若干の動作音が鳴る点が挙げられます。これについては、ドアの隙間からコードを通して本体を別室に設置したり、安価な防振マットを下に敷いたりすることで大幅に改善されます。

男性は女性と比較して基礎体温が高く、暑がりな方が多い傾向にあります。そのため、夏場にエアコンの設定温度を巡って家庭内でトラブルになることも少なくないでしょう。しかし、この水冷マットを回しておけば、エアコンを過度に効かせなくても、クーラーで程よく冷えた心地よい寝具の感覚を朝までずっとキープできます。

布団の上で水を扱う製品ですが、非常に頑丈なつくりとなっています。ある程度寝返りが多い方でも、水漏れなどの問題なく安心して使用できるでしょう。

さらにUSB電源にも対応しているため、車中泊やキャンプなどのアウトドアシーンでも大活躍してくれそうです。言うまでもなく、エアコンをつけっぱなしにする場合と比較して節電効果も抜群です。

2万円以下でウォーターベッドと同等の快適性が得られるのであれば、非常にコストパフォーマンスの良い買い物と言えます。

去年の酷暑で寝苦しかった記憶がある方は、ぜひとも導入を検討してみてください!ここ数年で購入した家電の中で、ダントツで人にオススメできる逸品です。

健康診断より「睡眠診断」のススメ

「睡眠」は、質の高い仕事をするためにも、また健康を維持するためにも極めて重要です。

しかし昨今、「良い睡眠が取れていない」というビジネスパーソンが増えています。仕事が忙しく必要な睡眠時間が確保できていないケースだけでなく、ストレスや心配事などが原因で、布団に入っても深く眠れないという声もよく耳にします。

満足に眠れなければ日々の疲れも取れず、仕事のパフォーマンスや健康にも重大な悪影響を及ぼしかねません。

「しっかり眠れない」と悩んでいる方は、一度「自分の睡眠状態をプロにしっかり診てもらう」という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

「睡眠に関する入院検査」を受けることで、自分の睡眠の質や状態を詳細に解析・データ化することができるのです。

ここ最近、しっかり眠れていないと感じることがあり、夜中に目が覚めてしまうこともある私(吉田)が、実際に都内のスリープクリニックで入院検査を行ってきましたので、その内容をレポートします。

入院検査を行ったのは、近所にある都内のスリープクリニックです。まずは予約をして訪問し、事前アンケートへの回答と医師の問診を受けます。

その際に、採血や血圧検査を行い、入院検査の日時をすり合わせてその日は終了です。

入院当日は、18時にクリニックへ向かいます。それまでに夕食は済ませておく決まりです。

検査病棟に通され、シャワーや歯磨きなどは自由に利用可能です。その後、睡眠状態を測定するための専用センサーを全身に装着します。


(※頭や顔、全身に多数のセンサーを装着した筆者の様子)

このセンサーの取り付けには30分ほど時間がかかり、頭や顔、胴体、手足など、文字通り全身がセンサーだらけになりました。装着が完了したのは19時過ぎで、それ以降はトイレに行くにもナースコールで看護師さんを呼ばなければなりません。


当然ながら、ベッドの上で仕事をすることなどは不可能です。病室で本格的にやることがなくなってしまったため、その日は20時には就寝しました。翌日の早朝5時に看護師さんがセンサーを外し、6時過ぎには退院(解放)となりました。それから2週間ほど経った後、改めてクリニックを訪れて検査結果の説明を受けるという流れです。

検査結果で判明:「実は眠れていた」か「ダメ睡眠」か

検査結果の共有は、医師の「あなた、今回9時間も寝ておいて、普段通りだったらおかしいでしょ」というユーモア交じりの言葉から始まりました。

入院検査の朝、アンケートの「今朝の睡眠はどうでしたか?」という設問に対し、寝起きがスッキリしていた私は、深く考えずに「普段通り」に丸をつけていたのです。


医師はデータを示しながら、こう説明を続けました。

「あなた、夜中に目が覚めたりするということでここに来られたんですよね?でも、検査結果を見ると、夜間は全く起きていません。全然『普段通り』じゃないんですよ」

そう言いながら、医師は説明を始めました。

  • 無呼吸低呼吸指数:これは睡眠時無呼吸症候群と関連する指数で、1時間に5回未満なら正常とされます。私は「1時間に1回」であり、むしろ問題が非常に少ない極めて良好なレベルでした。
  • 総臥床時間と睡眠効率:布団に入っていた時間(総臥床時間)は543分。そのうち、実際に眠っていた時間(総睡眠時間)は509分でした。睡眠効率に換算すると「93.7%」です。つまり、布団に入ったら93%は即座に眠っている計算になります。しかも9時間も。これを「眠れない」とは言いません。当時41歳でしたが、41歳で93%の睡眠効率というのは、年齢的に85%もあれば十分合格点ですから、相当よく眠れている方です。
  • PLM指数(周期性四肢運動指数):睡眠中に足の筋肉がピクピクと動く現象が5〜90秒間隔で繰り返し起こる症状で、成人なら15以上が病的とされています。私は「3回程度」と、こちらも極めて少ない数値でした。

ではなぜ自分では「眠れていない」と感じていたのか。医師に尋ねてみました。「夜中に目が覚める気がするのは、もしかすると、一緒に寝ている子供の寝相が悪くて蹴られたりしているからでしょうか?」


すると医師はこう言いました。

「それは眠りの質と関係ないですよ。もしそれが眠れない原因ならば、ベッドをお子さんと別にするなどするといいと思います。もし睡眠の質自体に問題があって眠れないのであれば、睡眠導入剤などの処方も考えるのですが、これだけ良い数値が出ると出せる薬はありません。これからも良い睡眠を維持できるよう、覚醒効果のあるお酒を控えるなどしてください」

そう言われ、太鼓判を押されて帰されました。

データで「眠れている」とお墨付きをもらう価値

検査の結果、明確に分かったのは「自分はちゃんと眠れている」ということでした。日頃感じていた「疲れが取れていない気がする」という感覚は、睡眠の質そのもののせいではなかったのです。これが精密なデータとして分かることこそが、入院検査の最大のメリットと言えます。

睡眠の解析入院は、クリニックや検査内容にもよりますが、今回は健康保険の3割負担が適用され、2万円程度の費用で行うことができました。

日頃は睡眠時間程度しか測ることのない睡眠について、医学的にしっかり調べることができます。万が一、本当に問題がある場合は、その対処方法や具体的な治療・処方もしてもらえます。

良い仕事、そして健康な身体のためにも、一度検査をしてみてはいかがでしょうか。夜に入院し翌日の5時には終わるものもあるので、仕事への影響も最小限です。

出てきた結果、客観的にお墨付きがいただけることが安眠を生む。問題があれば改善する方法を含めて学べる。

1泊で完結し、2万円台で受けられるところも多いため、実は一般的な人間ドックや健康診断の費用よりも安価です。「うまく眠れていないかも」という不安を解消したり、自覚症状のない無呼吸症候群を確認したりすることは、自分一人では不可能です。悩んでいるのであれば、まずは一度受診してみることをおすすめします。

ベッドや布団は綺麗に整える

以前、自衛隊の方に伺ったお話ですが、彼らが初年度に何よりも徹底的に叩き込まれるのが「ベッドメイク(寝具の整理整頓)」だそうです。

腹筋や銃の訓練よりも優先されるその理由は、寝具を完璧な状態に整える作業を徹底的に反復することにあります。これが訓練の一種となり、周囲のわずかな変化や機微に気づく能力を養うのだといいます。

そして同時に、睡眠や道具に対して感謝の気持ちを忘れないようにするためでもあるそうです。


一流ホテルよりもピシッと隙なくベッドメイクをする。先輩や教官から何度もやり直しを求められることで、道具の扱いが上達し、愛着が湧く要素もあるとのことでした。

実際の戦場において、綺麗なベッドで眠れることなどありません。そんな過酷な職業の人々だからこそ、日常の「眠り」に対しては人一倍高い感度を持っています。

翻って、みなさんは日々の生活の中で、ベッドをぐちゃぐちゃのまま放置していませんか?枕カバーの交換を人任せにしていませんか?

長期休暇などの機会をきっかけに、まずは休むための道具を一新し、完璧なベッドメイクを試してみてください。きっと、夜ベッドに入るのがワクワクしてくるはずです。

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